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子供にも使える眉毛の育毛剤

はじめに

 医薬品は使用できる年齢が定められていますが、子どもにも使える眉毛育毛剤はあるのでしょうか。
この記事では子どもが使える育毛剤をまとめます。

医薬品の育毛剤は使えない

 第1類医薬品に分類される眉毛育毛剤は男性ホルモンのテストステロンが含まれているため、15歳未満の子どもは使用できません。
それに対して医薬部外品の眉毛育毛剤にはテストステロンが含まれておらず、添付文書に年齢制限も記載されていないでしょう。
大人の使用を想定しているため、子どもが使うには濃度が濃いかもしれません。
また子どもが塗る場合は誤って目に入らないように注意しましょう。

 医療用医薬品のまつ毛用育毛剤を眉毛にも処方しているクリニックもあり、これにはビマトプロストという成分が含まれています。
しかし添付文書によると、小児に対する安全性は確立していないので投与しないことが望ましいとされています。

眉毛育毛剤の成分

 医薬部外品の眉毛育毛剤は「薬用育毛剤」とも呼ばれ、含まれている有効成分はパントテン酸カルシウム、グリチルリチン酸ジカリウム、センブリエキス、ヒノキチオール、サリチル酸、レゾルシンなどです。
定められた成分が一定以上の濃度で含まれている商品は医薬品や医薬部外品に分類され育毛剤となり、その他は化粧品に分類され美容液などと呼んでいます。

 医薬部外品の眉毛育毛剤には皮膚を正常化し、血液循環を良くすることによって、毛を作る「毛包」の機能を高めるものです。
血行促進剤、毛母細胞賦活剤、抗炎症剤、保湿剤、角質溶解剤などが含まれていて、これらの役割を果たすための成分は商品によって異なります。

終わりに

 眉用美容液は子どもでも使うことができます。
ペプチドやビワ葉エキスなど、育毛に関する研究結果が報告されている成分が含まれているので色々と調べてみてください。
また子どもの眉毛が薄い原因には眉毛をかいたり抜いたりする癖をもっていることもあるので気をつけましょう。

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