はじめに
眉毛は黒くて太さがあるために、顔を見たときに目に留まりやすいパーツで第一印象に影響を与えます。
この記事では眉毛が与える印象についてまとめます。
話し相手の気になっている眉毛
BizLady 2017年2月10日の記事によると、眉を整えた状態で話すと相手の視線が目に集中していました、眉を整えていない状態で話すと相手の目線は眉のほうにチラチラと動いていました。
また1000名を対象とするアンケート調査の結果、「友人・知人女性の眉毛がイマイチだと思った」経験がある人は半数以上に上りました。
眉毛は話し相手の目に留まるパーツで、コミュニケーションにも影響を与えることが分かります。
印象が良い男性の眉
@DIME 2016年5月1日の記事によると、20~30代の女性200人に対するアンケートで6種類の眉毛タイプについて印象の良し悪しを訪ねたところ、「最も印象の良い眉」の最多は「ムダ毛のみ処理した眉毛」で74%でした。
「最も良くない眉」として多かったのは抜きすぎた「細い眉毛」や「何も手を加えていない眉毛」でした。
ムダ毛を処理した眉は清潔感を与え、そうではない眉は無頓着な印象を与えます。
またシックジャパンが2015年9月に行った調査によると、15~59歳の男性515人のうち47.4%が眉の手入れをしていて、20代男性は68%でした。
頻度は1週間に1回以上が60.5%と最多で身だしなみの一つとなっています。
眉の手入れをしたことがない男性はカミソリを使ったムダ毛の処理をしてみると良く、眉用カミソリは横滑りや深剃りを防止する形状になっているので使いやすいでしょう。
第一印象が良い眉毛にするには
第一印象が良い眉毛にするためには以下の点に気をつけましょう。
・色が黒すぎず、薄すぎない
眉毛を濃く描きすぎると不自然に見え、また眉毛が目立ちすぎて顔の印象が薄くなります。
反対に眉毛が薄すぎると、額の上下を区分するパーツなので顔にメリハリがない第一印象を与えます。
・眉が目と離れすぎていない
眉毛はまぶたの上にあるのが通常なので、離れすぎていると違和感が生じます。
・眉山が上がりすぎず、下がりすぎない
眉毛は表情によって動くパーツなので、眉頭から眉尻にかけて上がっていると怒っている、怖そうな顔に見え、眉頭から眉尻にかけて下がり気味であると悲しそうな、弱気そうな顔に見えます。
眉頭から眉山にかけてのラインが上がりすぎず下がりすぎない形に描き、作っていない表情に見えないようにしましょう。
・適度なカーブ
眉山がとがりすぎていると気が強そうな印象になり、眉山が丸すぎると眉尻が下がりすぎて生き生きとした印象が感じられなくなります。
また眉毛全体のカーブが強すぎると、驚いて目を見開いているときのような形であるためあまり自然な印象とはいえません。
面長や卵型の顔の方は平行眉、丸顔や逆三角形の顔型の方はアーチ眉が似合うといわれています。
・眉頭付近が濃すぎない
眉頭から1/3ぐらいの部分が濃いと眉をひそめているように見えることがあるので、濃く描きすぎないように気をつけます。
反対に眉間が開きすぎると鼻の幅が太く見えたり、目が離れて見えたりすることがあります。
・毛の流れを整える
それぞれの毛が色々な方向を向いていると身だしなみを整えていない感じがするので、コームで毛の流れを整えましょう。
・毛が長すぎない
眉毛が長すぎると向きが整わずボサボサした感じになります。
しかし毛が短すぎると眉毛の流れや立体感がなくなるので、切りすぎには気をつけてください。
終わりに
眉毛が整っていると身だしなみを整えている、洗練されたという好印象を与えますが、整っていないと手入れしていない、冴えないというマイナスイメージにつながります。
眉毛のカットは出かける前に急いですると失敗しやすいので、普段落ち着いてできるときに行っておきましょう。
履歴書などの写真を撮影する前にも眉毛をチェックしてみてください。